下関の住吉神社は三大住吉神社の1つ。九間流造の本殿は国宝
下関の住吉神社は、大阪、博多にある住吉大社とあわせて日本三大住吉のひとつ。
1370年大内弘世により建立の檜皮葺流造の本殿は、国宝にしておされており、
その珍しい九間社流造(きゅうけんしゃながれづくり)の美しさをご覧いただくことができます。
本殿の前にある『住吉神社拝殿』は、1539年に毛利元就の寄進により造営されたもので、
国の重要文化財に指定されております。
歴代の武士たちが崇拝した住吉神社・長門国一宮は、大阪の住吉大社とは異なり、住吉三神(底筒男命、
中筒男命、表筒男命)を第一殿に括って祀られており、荒魂(あらみたま)が祀られています。
当社の祭神は一つではなく、下記のようにそれぞれお祀りしております。
第一殿: 住吉三神(表筒男命・中筒男命・底筒男命)
第二殿: 応神天皇
第三殿: 武内宿禰命
第四殿: 神功皇后
第五殿: 建御名方命
実は、長門湯本にある住吉神社も、温泉の神として、下関の住吉大明神を祀っています。
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